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記事2001年11月3日 28号 (2面)
九月十一日にアメリカで発生した同時多発テロを受けて、文部科学省は十月十五日、国公私立の小・中・高校を対象に海外修学旅行の実施状況を調査した。調査対象としたのは、九月十一日に実施中、あるいはそれ以降、平成十三年度中に実施する海外修学旅行。 調査結果によると、調査の対象となった修学旅行は、のべ千二百二十三件。 そのうち「日程を変更して実施」が六十件(四・九%)、「他の海外地に変更して実施」が十六件(一・三%)、「国内地に変更」が二百十七件(一七・七%)、「全面中止」が二十六件(二・一%)あり、全体の二六・○%は何らかの変更策が講じられることが分かった。 残りは、「予定通り実施」が六百六十六件(五四・五%)、「検討中」が二百三十八件(一九・五%)という状況で、準備に長い期間かけてきたことなどもあり、予定通りとの件数が半数を超えた。
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