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記事2002年8月3日 号 (3面) 
国庫助成を実現要望
専門大学構想など推進
全国学法立専門学校協総会
 全国学校法人立専門学校協会(鎌谷秀男会長=修成学園理事長)は七月四日、東京・千代田区のグランドアーク半蔵門で理事会、定例総会を相次いで開き、平成十三年度事業・決算報告を承認して十四年度事業計画・予算を決めた。十四年度は(1)国による経常費助成の実現要望(2)専門学校および専門士の社会的評価の向上(3)雇用対策として社会人再教育の推進(4)「専門大学」(仮称)構想の実現の四点を基本方針に掲げている。
 十四年度の具体的な活動方針には地方自治体による助成措置の拡充、奨学金支給学生数の拡大、専門学校卒業者大学編入学制度の活用など十項目が盛り込まれた。二年間の任期満了に伴う役員改選では、鎌谷会長と、監事三人のうち二人を再選し、前副会長の鈴木忠・北杜学園理事長を新監事に選任した。
 また、「専門大学」構想の実現を期して、昨年度に設置した「専門学校特別委員会」を「専門大学推進委員会」に改め、中央教育審議会大学分科会の制度部会などに対し、構想実現に向けた審議を求めていく。研修事業では自己点検・評価研修会を東京と大阪の二カ所、管理者研修会を一カ所で開催。広報活動では十月十日から五日間、金沢市の石川県産業展示館を主会場に開かれる「第十四回生涯学習フェスティバル」で、専門学校ブースの展示に参画する。
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