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記事2003年8月3日 1900号 (9面)
私学助成の必要性強調
私学振興拡充支部大会10月から
東京都私立初等学校父母の会連合会(南條祐二会長)は五月二十七日、東京・市ヶ谷の私学会館で東京私立初等学校父母の会連合会総会を開催し、平成十四年度事業報告および十五年度事業計画を決めた。 南條会長は「われわれ父母は私学の特色教育を理解し、子供に適した教育環境を求め、私学に子供を通わせ、期待している。私学が抱える問題点を共有し、前向きにあたっていきたい」とあいさつした。また、東京私立初等学校協会の平野吉三会長(啓明学園理事長)はあいさつの中で、「私学は公立とは一線を画した教育を行っていることに自負を持っている。私学の教育が、ユニークな独特の教育方針の積み重ねであることを示していきたい」と述べた。 同連合会の十五年度事業のうち、都私学助成予算対策については、従来は研究・施設設備などにかかわる予算を獲得するという方針で行っていたが、今後は日本の教育をリードし、目的をしっかりと持った考えで活動するという基本的な考えの下に、さらになぜ私学助成を行っていく必要があるのかを都民、諸団体に説明していけるような活動を実施していく方針だ。また、十月から十一月にかけて実施される私学振興拡充支部大会については、第四支部が十月三日、跡見学園で行うのを皮切りに始める。 |
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