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記事2004年7月13日 1942号 (1面)
若者たちに職業意識の向上を呼びかけ、また職業教育の重要性を広く社会に訴える「7月11日 職業教育の日」記念シンポジウムが七月三日、東京・千代田区の九段会館大ホールで開催された。 主催した全国専修学校各種学校総連合会ならびに全国学校法人立専門学校協会は昨年、七月十一日を「職業教育の日」と制定したが、今回のシンポジウムはその認知度を高める初の全国規模のイベントとなり、会場には現役高校生や保護者、学校関係者など約六百人が来場した。 基調講演「キャリア形成と就職メカニズム」で、寺田盛紀・名古屋大学大学院教授は若者がどのように職業観を形成するのか、中学・高校・大学での希望職業の変化や高校の学科別で目標人物像と職業選択基準が違うことを示しながら、小中高校では職業の情報を早期から提供すること、高校・大学ではキャリア教育を接続していくことが必要だと述べた。 後半のパネルディスカッションでは「好きな仕事で、夢をかなえる!」をテーマに、若者に親しみやすいパネラーとして振付師のKABA.ちゃんと近鉄球団買収に名乗りを上げた潟宴Cブドアの堀江貴文代表取締役が起用された。二人は好きな仕事ならどんな苦労もつらくない、と高校生らに本音で語りかけた。
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