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記事2005年2月3日 1967号 (1面)
文部科学省はこのほど今年三月に卒業する高校生の就職内定状況を公表した。この調査は昨年十月末時点で実施した悉皆(しっかい)調査。それによると、就職内定率(就職内定者の就職希望者に対する割合)は、五三・一%となり、昨年同期の四八・一%と比較すると五ポイント上昇、三年ぶりに五〇%を上回った。男女別では男子生徒が五七・〇%、女子生徒が四八・一%で、それぞれ昨年同期と比較すると、男子で五・五ポイント、女子では四・〇ポイント上昇していた。今年の高校卒業予定者は約百二十一万一千人。そのうち就職希望者は約二十二万六千人。その中で就職内定者は約十二万人、就職を希望しながら就職内定に至っていない生徒(昨年十月末時点で)は約十万六千人に上る。 学科別では工業科の就職内定率が最も高く、七〇・一%。私立高校生全体の就職内定率は四六・五%だった。
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