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記事2006年5月3日 2020号 (3面)
幼児、中学校教育との関連
子供の発達、学年段階考慮必要
中央教育審議会教育課程部会小学校部会(主査=無藤隆・白梅学園大学・短期大学長)の初会合が四月十八日、都内で開かれた。今後、幼児教育や中学校教育との関連、子供の発達や学年段階などを考慮し、小学校教育が担う役割や教育課程上の改善すべき点などについて議論する。 同部会では論点として、(1)幼児教育の改善などを視野に置いた小学校低学年における学習や生活の基盤づくり、(2)子供の発達段階に応じた基礎的・基本的な知識・技能の定着と、それらを活用し考え行動する力を着実に高めるための各教科の特質の改善、(3)小学校高学年からの課題選択などの現行学習指導要領の改善――などを示している。 背景として、いわゆる小一プロブレムの現象や、小学校と中学校との連携、一貫性の強化も視野に入れる。
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